喪主が挨拶する場面はあるの?

喪主が挨拶する場面はあるの?


喪主が挨拶をする場面として、よく挙げられるのが「お通夜・告別式の後」「出棺前」「還骨法要の後」です。

まずは、参列者に対しお礼から始まるのが一般的です。一般的な「お通夜・告別式の後」と「還骨法要の後」の挨拶の雛型は以下になります。原稿を読みながらの挨拶でも失礼ではありません。

お通夜・告別式の後の喪主挨拶例

遺族を代表致しまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。

本日は何かとお忙しい中、(続柄)○○○○の通夜(告別式)にご参列頂き、誠にありがとうございます。また過分なるご香料(こうりょう)、ご供花(きょうか)、お供物(くもつ)などを頂戴致しまして、心から厚くお礼申し上げます。

○○は令和〇年〇月〇日〇時〇分、(病名)のため〇〇歳をもち静かに息を引き取りました。皆様には生前、(入院中の折には)ひとかたならぬご厚情に預かり、故人にかわり感謝申し上げます。

(病状経過や故人の経歴・人となりなど)

今後は残されました私どもに、生前と変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

還骨法要の後の喪主挨拶例

遺族を代表致しまして、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。

この度、(続柄)○○○○の葬儀に際しましては、ご多用のところを皆様にお参りいただき、また過分なご香料(こうりょう)、ご供花(きょうか)、お供物(くもつ)などを頂戴致しまして、心から厚くお礼申し上げます。

皆様のおかげで葬儀を滞りなく相すませることができました。家族一同感謝申し上げます。今後、故人に寄せられましたご厚情を私どもにいただければ幸いに存じます。

(会食をする場合)

本席は、取り込み中の事でございまして、満足のいく様なもてなしはできませんが、お時間の許す限りご歓談をいただければ幸いに存じます。この度は誠にありがとうございました。

(会食をしない場合)

本来であれば、このあとご協力を賜りました皆様にゆっくりとご歓談いただきたいところではありますが、ご多忙な皆様の貴重なお時間をいただくのも恐縮でございますので、供養の印(しるし)として心ばかりの品を用意しました。お持ち帰りいただければ幸いに存じます。この度は誠にありがとうございました。

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